リセールが良い色は?白・黒・パールなど車の色で値段は変わる?

車の色とリセールの関係を表すアイキャッチ

当サイトの記事は、自動車メーカー公式・日本自動車販売協会連合会・全国軽自動車協会連合会・日本自動車輸入組合・日本自動車査定協会・日本自動車購入協会(JPUC)・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。価格・制度・支払い例は記事執筆時点の情報で、変わることがあります。記事内には広告を含む場合があります。

『リセールを考えるなら、やっぱり白か黒にしたほうがいいのかな』と、色選びで迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、車の色でリセールが変わることはあります。

ただ、「どの色がいくら高い」という公的なデータはなく、車種や時期によっても変わるんです。

この記事を読めば、リセールと色の関係の仕組みと、好きな色を選んでも後悔しにくい考え方が分かります。

車選びに迷っている人

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リセールが高い色って、やっぱり白とか黒なんですか?本当は別の色が好きなんですけど。

案内役

色で値段が変わることはあります。ただ、どれだけ変わるかは車種や時期で違うので、仕組みを知ったうえで選べば大丈夫ですよ。

車選びに迷っている人

仕組みというと、査定の時に色で点数が付くんですか?

案内役

査定の基準に、色の差を反映できる決まりがあるんです。まずはそこから見ていきましょう。

車の色でリセールは変わる?査定で色が見られる仕組み

先に結論

査定の基準には、ボディカラーの差を評価に反映できる決まりがあります。ただ、色ごとの点数は公開されていないので、「白は何万円高い」とは誰にも言い切れないんです。

日本自動車査定協会は、販売店が行う査定の基準として「加減点基準」を公開しています。

その中に、ボディカラーについての決まりがあります。

市場におけるボディカラーの格差を評価に反映させるため、乗用車系についてはボディカラー加減点を行うことができる。(加減点点数等細部については、価格ガイドブックを参照)

出典:日本自動車査定協会 査定基準(2026年3月30日付の資料)

つまり、色によって加点や減点をすることはできる、という決まりなんです。

ただ、どの色が何点かという細かい中身は、公開されている資料には載っていません。

しかも、この基準は販売店用のもので、買取店の査定がこの通りに行われるとは限りません。

メーカーの注意書きにも「ボディカラー」が出てくる

トヨタの下取り参考価格シミュレーションの注意書きには、実際の下取り価格が変わる理由が並んでいます。

その中に、走行距離や車の状態と並んで「ボディカラー」が入っています。

レクサスの下取りシミュレーションの注意書きにも、同じようにボディカラーが挙げられています。

出所色について書かれていること
日本自動車査定協会の査定基準乗用車系はボディカラーの加減点を行うことができる(点数は価格ガイドブックを参照)
トヨタ 下取り参考価格シミュレーション実際の下取り価格は、ボディカラーなどで大きく変わる
トヨタのクルマ買取 買取り参考価格情報走行距離・状態・事故歴・ボディカラーなどで大きく変わる
レクサス 下取りシミュレーションモデルチェンジ・走行距離・ボディカラー・オプション装備などで大きく変わる

どれも2026年11月4日に各公式サイトで確かめた内容です。

色で値段が変わることがあるのは、メーカー自身も認めていることなんですね。

でも、どの色がどれだけ、という数字はどこにも書かれていません。

色で差がつく理由は「次に買う人が多いかどうか」

査定の基準にある「市場におけるボディカラーの格差」とは、中古車として売る時に、色によって売れやすさが違うことを指しています。

中古車を買う人の多くは、気に入った色の車を探していますよね。

探している人が多い色の車ほど、次の買い手が見つかりやすくなります。

反対に、探す人が少ない色だと、売れるまでに時間がかかることもあるんです。

色そのものに値段が付いているというより、「その色を探している人がどれくらいいるか」が値段に表れる、と考えると分かりやすいですよ。

リセールの決まり方全体はリセールの良い車の条件で紹介しています。

白・黒・パールが選ばれやすいと言われるのはなぜ?

車選びに迷っている人

よく「リセールなら白か黒」と聞きます。あれは本当なんですか?

案内役

そう言われる理由は想像できますが、公的なデータで決まっているわけではないんです。理由と、確かめ方を分けて考えてみましょう。

リセールが高い色として、白・黒・パールがよく挙がりますよね。

そう言われる理由として考えられるのは、次のような点です。

白・黒が選ばれやすいと言われる理由として考えられること
  • 新車で選ぶ人が多ければ、中古で探す人も多くなりやすい
  • 仕事にも家族の用事にも使いやすい、と感じる人が多い
  • 好みが分かれにくいので、次の買い手を選ばない
  • 多くの車種で設定されている色なので、比べやすい

ただ、これらはあくまで「考えられる理由」で、白や黒がいつでも高いという決まりではありません。

色ごとの人気は車種によって違いますし、時期によっても変わります。

例えば、アウトドア向けのSUVや軽自動車では、明るい色や個性のある色を探す人もいるはずです。

「白は高い」と思い込む前に確かめたいこと

『白にしておけば安心』と思いたくなる気持ちは自然です。

ただ、同じ白でも、車種によって設定されている白の種類が違うことがあります。

パール系の白は有料色になっていることも多く、新車で買う時の値段も変わってきます。

色の値段の差は、買う時の価格と売る時の評価の両方で考えるのがおすすめです。

よくある失敗

「この色ならリセールが高いはず」と思い込んで好みでない色を選び、乗っている間ずっと気になってしまうことがあります。色の差がどれだけ出るかは分からないので、乗る年数と満足感も一緒に考えておきましょう。

有料色・ツートン・特別な色はどう見る?

先に結論

パールやメタリックの有料色、ツートンは、新車で買う時に追加の料金がかかります。売る時にその分がそのまま戻るとは限らないので、「買う時の差」と「売る時の差」を分けて考えましょう。

メーカー公式の残価設定ローンの支払い例を見ると、色の扱いが社ごとに違うことが分かります。

社支払い例での色の扱い(2026年11月4日確認)
ホンダヴェゼル e:HEV Z の例は、プラチナホワイト・パール(38,500円)込みの価格
日産支払い例の価格は、特別塗装色等込みの現金販売価格
スズキワゴンR HYBRID ZXの例は「ピュアホワイトパール塗装車」、クロスビーの例は「2トーンルーフ仕様車」
三菱支払い例に、有料色代・付属品代は含まれていない
マツダ各例に色名(ネイビーブルーマイカなど)が書かれている

スズキの価格ページでは、ボディカラーや2トーンで価格が上がる表記になっています。

このように、有料色やツートンは、新車の時点で値段に差があるんです。

残価の割合も、塗装色で変わると各社が書いています。

有料色の分だけ高く売れる?

『パールにした分、売る時にも上乗せされるはず』と思う方もいますよね。

有料色の代金が、売る時にそのまま上乗せされると示す公的なデータはありません。

色の加減点の中身は公開されていないので、どれだけ評価されるかは見積もりで確かめるしかないんです。

ただ、その色を探している人が多い車種なら、評価の材料にはなります。

査定の時は、カタログや車検証で正式な色名を伝えられるようにしておきましょう。

ツートンカラーの見方

ルーフの色が違うツートンは、軽自動車やコンパクトSUVによく設定されていますよね。

ツートンは見た目の個性が出るぶん、好きな人にはとても魅力的です。

一方で、同じ車種でも単色とツートンで探す人の数は変わるかもしれません。

ツートンを選ぶなら、その車種でツートンがどれくらい選ばれているかを、中古車の出回り方で見ておくといいですよ。

マットブラックやブラックエディションのリセールは?

マットブラックのような特別な塗装や、ブラックエディションのような特別仕様車が気になる方もいるはずです。

日本自動車査定協会の基準では、特別仕様車・限定販売車は、ベース車と比べて商品価値の差をつけることができる、とされています。

ただ、トヨタのシミュレーションの注意書きには、流通台数の少ない車種・グレード・年式は、参考価格が実勢価格と大きく離れることがある、とも書かれています。

台数が少ない特別な仕様ほど、値段の見え方がぶれやすいんです。

日産公式の支払い例(2026年10月〜2027年3月の契約・60回払い・月1,000km)では、ノート X Black EditionとノートXの残価は、どちらも約37%に設定されていました。

この例では、特別仕様車だからといって残価の割合が高く設定されているわけではないんですね。

マットな塗装は、手入れの仕方が通常の塗装と違う場合もあるので、取扱説明書や販売店の案内で確かめておきましょう。

グレードや特別仕様車の見方はリセールが良いグレードの選び方で詳しく紹介しています。

車種ごとに色の見られ方は違う

車選びに迷っている人

自分が買おうとしている車で、どの色が探されているかを知る方法はありますか?

案内役

公的なデータはありませんが、自分で確かめる方法はあります。新車のカタログと、中古車の出回り方を両方見てみるのがおすすめです。

色の見られ方は、車種やボディタイプで変わります。

同じ白や黒でも、高級なミニバンと、アウトドア向けの軽自動車では、探している人の好みが違いますよね。

ボディタイプ色で確かめたいこと
ミニバン・高級セダン白・黒など定番色がどれくらい選ばれているか
SUVアウトドア向けの色やツートンを探す人がいるか
軽自動車・コンパクトツートンや明るい色の設定が多いか
スポーツカーその車のイメージカラーがあるか

これは、色ごとの値段の差を示す表ではありません。

自分の車種で、色を考える時のヒントとして使ってみてください。

自分の車種で探されている色を確かめる手順
  1. 新車のカタログで、設定されている色と有料色を確かめる
  2. 中古車情報で、同じ車種・年式の色ごとの出回り方を見る
  3. メーカー公式のシミュレーションがあれば、色を変えて参考価格を見る
  4. 気になる色の見積もりを、売る時に取って比べる
車の色が値段に関わる仕組みの図解

モデルチェンジで設定色が変わることもある

新型が出たり一部改良があったりすると、設定される色が入れ替わることがあります。

トヨタのシミュレーションの注意書きにも、モデルチェンジ(新型車の発売など)で実際の下取り価格が大きく変わる、と書かれています。

例えば、旧型にしか無かった色や、新型で新しく出た色では、中古で探す人の数が変わってくるかもしれません。

販売店で色を相談する時は、こんな聞き方をしてみるのも手です。

「この色は、今後も設定が続く予定の色ですか?」

「この車種だと、どの色を選ぶ人が多いですか?」

はっきりした答えが出なくても、選ぶ時のヒントにはなりますよ。

内装の色も忘れずに

外装の色に目が行きがちですが、内装の色やシートの素材を選べる車種もあります。

内装は汚れや傷が目立つかどうかで、乗っている間の扱いやすさが変わりますよね。

査定の基準は、外装も内装も無傷を標準として加点・減点を行います。

色そのものより、きれいな状態を保てたかどうかが値段に関わることも多いんです。

装備の見方はリセールが上がるオプション・装備で紹介しています。

好きな色を選ぶ時の考え方

先に結論

色の差がどれだけ出るかは、誰にも前もって分かりません。だからこそ、乗る年数・買い方・満足感の3つで考えると、後悔しにくくなります。

『好きな色を選びたいけど、リセールで損をしたくない』という気持ちは自然ですよね。

色選びで迷った時の考え方を、状況ごとにまとめました。

状況考え方の目安
3年ほどで乗り換える予定売る時の評価の影響が大きく出やすいので、探す人の多さも気にしておく
7年以上乗る予定年数や走行距離の影響が大きくなるので、好きな色を優先しやすい
残価設定ローンで買う残価は契約時に決まるので、メーカーの説明をよく読む
色で迷っている新車の価格差と、乗っている間の満足感を比べる

日本自動車工業会の2025年度の調査では、前に乗っていた車の平均保有期間は7.2年でした。

長く乗るほど、色よりも年数や距離、状態のほうが値段に関わってきます。

残価設定ローンなら色を気にしすぎなくてもいい?

残価設定ローンでは、何年か先の残価が契約の時に決められます。

SUBARUは、自社の残価設定型クレジットの説明で「ボディカラーやオプションなど、将来の査定額を気にせず、自由なクルマ選びができます」と書いています。

ただ、残価の保証には、走行距離や傷などの条件があります。

最終回に乗り換えや返却を選ぶかどうかでも話が変わるので、契約の条件をよく読んでおきましょう。

例えば、5年乗るつもりで新車のSUVを買う場合

まず、カタログで設定されている色と、有料色の値段を確かめます。

次に、中古車情報で同じ車種の5年前のモデルを見て、色ごとの出回り方をざっと見ておきます。

そのうえで、気に入った色が定番の色でなくても、探している人がいそうなら選んでしまっていいと思いますよ。

5年間毎日目にする色なので、満足して乗れることも大事な判断材料です。

リセールが落ちやすい条件はリセールが悪い車の傾向でまとめています。

よくある相談:車の色とリセール

Yahoo!知恵袋にも、車の色とリセールについての相談がよく寄せられています。

ここでは3つの相談を取り上げて答えていきますね。

ハスラーはどの色が人気で、下取りが高い?

ハスラーを買う時に、どの色が人気で、下取りに出した時にどの色が高いか知りたい、という相談です。

色ごとの下取りの差を示す公的なデータはありません。

ハスラーは、ツートンを含めて色の選び方が多い軽自動車です。

スズキの価格ページでは、ボディカラーや2トーンで価格が変わるので、まず新車の価格差を確かめてみてください。

ハスラーの見方はハスラーのリセールで紹介しています。

ジムニーとジムニーシエラ、リセールの良い色は?

ジムニーとジムニーシエラでどちらが値段が残るか、リセールの良い色も知りたい、という相談です。

ジムニー(軽自動車)とジムニー シエラ(小型車)は別の車種で、新車価格も違います。

スズキ公式の価格(2026年11月4日時点・税込)では、ジムニーは1,918,400円から、ジムニー シエラは2,271,500円からでした。

色についても、どちらの車種かで探す人の好みが違うことがあるので、車種ごとに出回り方を見てみてください。

ジムニーの見方はジムニー・ジムニーシエラのリセールで紹介しています。

リセールのために白か黒しか選ばないのはどう?

リセールを気にして、黒か白の車しか買わない人をどう思うか、という相談です。

色で値段が変わることがあるのは確かなので、その考え方も一つの選び方です。

ただ、どれだけ差が出るかは前もって分からないので、好きな色を我慢してまで選ぶ必要はありません。

『どうしても決められない』時は、乗る年数を先に決めると選びやすくなりますよ。

色の評価は、売る時の見積もりで確かめる

リセールは、最後は売る時の見積もりで決まります。

色の加減点の中身は公開されていないので、自分の車の色がどう見られるかは、実際に見積もりを取らないと分からないんです。

今の車は、ディーラーの下取りだけでなく、買取店に売ることもできます。

日本自動車査定協会によると、査定の出発点になる基本価格は会社ごとに違うため、同じ車でも金額が変わります。

先に複数の見積もりで相場を知っておくと、言われた下取り額が妥当かどうかも判断しやすくなりますよ。

見積もりの時に伝えておきたいこと
  • ボディカラーの正式な色名(有料色かどうか)
  • ツートンや特別仕様車かどうか
  • 外装・内装の傷や汚れの状態
  • 点検整備記録簿とスペアキーがそろっているか
色で迷った時の考え方の図解

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

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販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。

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  • 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる

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色で査定額はどれくらい変わりますか?

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好きな色とリセール、どちらを優先すればいいですか?

長く乗る予定なら、色よりも年数や距離、状態のほうが値段に関わってきます。乗る年数を先に決めて、満足して乗れる色を選ぶのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 査定の基準には、ボディカラーの差を評価に反映できる決まりがある
  • 色ごとの点数は公開されておらず、「白は何万円高い」とは言い切れない
  • 色で差がつくのは、その色を探す人が多いかどうかが値段に表れるから
  • 有料色やツートンは、買う時の差と売る時の差を分けて考える
  • 好きな色は、乗る年数と満足感で選び、売る時は見積もりで確かめる
リセールの良い車.jp

リセールの良い車.jp 編集部

車のリセールバリューの考え方、値段が落ちにくい車の条件、残価の割合の読み方、リセールを意識した買い方と売り時を、公的機関・業界団体・自動車メーカーの公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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